あ、5分以内に読めますよ!

どーもおーちゃんです。このブログでは5分に以内に読めるように記事を書いています。記事は哲学、心理学,自己啓発などが多いです。 

ブラック企業にいる人は市場規範を持ち込め!

 

 今回はブラック企業で働いている人に目を覚まさせてあげるような記事を書きました。

 

 

突然ですが今から1つ質問をします。次の1と2のどちらが相手にされて嬉しいか答えてください。

 

 

1 電車の中であなたが年配の方に席を譲ったとします。

  そしてその方からお礼を言われました。

 

 

 

2 電車の中であなたが年配の方に席を譲りました。

  そしてその方がお礼に500円くれました。

 

 

 

さてあなたはどちらを選んだでしょうか?

今聞いた質問は私たちの世界に混在する規範。社会規範市場規範のどちらを選択するか?という趣旨で質問しました。

 

 

社会規範とは人と人との関係にかかわる行為を規律する規範。ここで1を選んだ方は社会規範を選んだということになります。

 

 

市場規範とは給料や買い物などの市場取引の行為を規律する規範。ここで2を選んだ方は市場規範を選んだということになります。

 

 

 

この2つ規範が私たちの世界を主に規律しています。(ここで主にと言った理由は宗教上の上で行動する人がいるから。)

そしてこの2つの規範は同時に共存することはできません。

 

 

 

イスラエルの託児所で社会規範と市場規範の両立について調査がされました。

その託児所では子供の迎えに遅れてくる親は後ろめたい気持ちになり、その罪悪感からなんとか迎えの時間に間に合うように努力していました。

ある日、託児所は遅刻のペナルティとして罰金を取るようにしました。すると親たちの遅刻は増えるようになってしまったのです。親たちは迎えの状況を社会規範から市場規範としてとらえるようになってしまい、お金を払うことで罪悪感をもたないようになってきたのです。

その後託児所は罰金制度をやめました。親の遅刻も元に戻るかと思われましたが、親たちは変わらず遅刻を続けていました。

 

 

この調査から社会規範と市場規範が重なると、社会規範負けてどこかに消えてしまい、もとに戻らなくなることがわかります。

 

 

 

日本人は特に社会規範が強いです民族です。協調性が求められたり人と同じことをするのが美徳とされていて、社会規範が強いゆえにブラック企業があり、そこでサービス残業であったり違法な残業時間などの過酷な状態で働らき、体を壊したり、精神を病んだりして最悪な場合は自殺などにいたるのも珍しくありません。

 

 

 

わたしも以前にブラック企業にいました。そしてブラック企業は社会規範が強く働くことを身を通して体験しました。もしくは自分自身がそれをインセンティブ(報酬)として必要としていたのかもしれない。

 

 

 

社会規範が強いと他人と自分の時間を一緒に考えたり身動きが取りづらくなってきたり他人の目を気にしたりするだろう。そしてその環境から抜け出すことも難しくなるかもしれない。そしてその幻想から覚ますには市場規範を使い。人間を利己的に行動させ、社会規範を消し去ることをすればいいだけなのだ。

 

 

社会規範がインセンティブとしていて心地いい人は承認欲求などが強いと思うので市場規範を持ち込むのは大変かもしれないが大抵の人は変われるので変わればいいだけである。下に過去記事載せておきます気になる方はどうぞ。

 

oochannn.hatenablog.com

 

 

 

 

 

この記事が何かの役に立てば幸いです。m(_ _"m)